タップダンスには実は2種類ある!?歴史と共にスタイルを徹底解説!

タップダンスには実は2種類ある!?歴史と共にスタイルを徹底解説!
こんにちは、三度の飯よりタップダンスが好き。しょーへーです。
実はタップダンスのスタイルは1つではないのはご存知ですか?
そう、意外と種類があるんですよ!今回は皆さん意外と知らないタップダンスの種類について歴史と合わせてご説明しようと思います。


タップダンスができるまで!その歴史に迫る!

タップダンスははじめは泥臭い踊りだった。

今ではスーツに近い衣装を着てブロードウェイなどのミュージカルで踊られていたり、はたまたラフな格好でストリートダンスっぽく踊られていたり。
様々な格好で踊られていますが、実は誕生の歴史はそんなに華やかなものではありません。

タップダンスはアフリカからアメリカ南部に奴隷として連れてこられた黒人が、生み出したとされています。

元々奴隷たちは労働後にドラムで音を鳴らし、ダンスをすることを許されていました。
しかし、1739年にノースカロライナ州で暴動が発生。
暴動の発生を恐れた白人たちは黒人が集まる場所でのドラムの使用を禁止しました。

それでもダンスのためにリズムを奏でたかった奴隷たちが、ドラムの代わりに足踏みを使ってリズムを奏で始めたのがタップダンスの起源とされています。

今はタップシューズというと金属の板が靴の裏に付けられていて、それを使って細かい音を出します。
しかし、当時のタップダンスは、大きい音を使ったリズムで皆で心を合わせるのことが重視されていたんですね。

魂や感情を表に出すためのタップダンス。今ではあまり見ないスタイルかもしれませんね。

足踏みからすこし歴史が経つと、黒人奴隷達は硬貨や木の板を靴の裏につけてタップダンスを踊るようになったそうです。
時代が進み、金属の板が靴の裏に貼り付けられるようになって現代のタップシューズが出来上がったんですね。

タップダンスのマスター達がスタイルを確立!

そうやって生まれたタップダンスは、次第にタップダンスのマスターと呼ばれる人たちによってスタイルが作られ、広まって行きます。
その中でも一番最初にタップダンスを広めたのが「タップの神様」といわれるビルボージャングルロビンソンという黒人の方でした。

映画で踊ったり、アメリカ国内でのショーで踊ったり。タップダンスを世間に広めていました
彼の誕生日である5月25日は「National Tap Dance Day」として記念日に定められています。

彼の後には、様々なマスターたちが少しずつスタイルを変えながらも現代までタップダンスを引き継いできました。

ちょっと昔の時代なんかだと、映画「タップ」にも出演したグレゴリー・ハインズが有名だったりしますね!

タップダンスは大きく分けて2種類!

音にこだわるか?動きで見せるか!?

このような歴史でできあがったタップダンス。
しかし時代が進むにつれて使っている靴は変わらないのに、2種類のスタイルが出来ていきました!
2つの違いの大きなポイントは「音」「動き」です。
一つずつ説明していきます!

音にこだわるフーファーズスタイル!

一つ目のスタイルが「フーファーズスタイル」です。別名「リズムタップ」とも呼ばれます。

こちらのスタイルの特徴は「リズムにこだわる」ということ。
タップダンスをダンスよりも楽器を演奏するかのように披露するのがこのスタイルです。

よくテレビとかでタップダンスが出てきて、ガァアアアーってめちゃくちゃ細かい音(語彙力不足)をたくさん奏でているところをみたことありませんか?
あのようなものもフーファーズスタイルの中に含まれています。

日本のタップダンスの教室で教えられているがだいたいこのスタイルです。

自分自身フーファーズスタイルのタップダンスを見て、かっこいい!!!と思い、大学でタップダンスを始めました。
おそらく大体の男性がフーファーズスタイルのタップダンスに憧れて、タップダンスを始めます(笑)

自分もその一人です(笑)

現代有名なタップダンサーのほとんどがフーファーズスタイルです。
フーファーズスタイルはやはり楽器としての側面を重視しているだけあって、リズムが色々あります。

私の大好きな、JasonとSarahの動画を参考にあげておきます!

 

動きを重視!ブロードウェイスタイル!

2つ目のスタイルは「ブロードウェイスタイル」です!
別名シアタースタイルとも言われています!

字を見て分かるとおり、こちらのスタイルは主にミュージカルや劇などで使われるスタイルです。
もちろんタップダンスなので音にもこだわるのですが、それ以上に上半身の動きだったり、表情などが重視されて踊られています。

皆さん観るものとしては劇団四季での舞台や、ディズニーシーのビッグ・バン・ビートでも実は踊られています!
ミュージカルや劇にでる役者さんなんかはよくブロードウェイスタイルのタップダンスを学びます。
最近では城田優さんがミュージカルで披露するためにタップダンスの練習をしていましたね!

このブロードウェイスタイル、フーファーズスタイルとはまた違う難しさがあるんです。
そう、上半身がきれいに動かせない。

実際にタップダンスをやったことがある方は分かると思うのですが、足にめちゃくちゃ神経を使うため、上半身に気を配っている暇なんてないんです!(笑)
フーファーズスタイルのタップダンスがめちゃくちゃ踊れる人でも、ブロードウェイスタイルが踊れないという方はたくさんいます!

可愛い動きだったり、美しい動きが多いことから女性の方の方がブロードウェイスタイルを好きになる傾向があります。

アメリカのトニー賞を受賞した「42nd Street」というショーの映像を参考に載せておきます!

 

基本的に大人数で踊られることが多いため、やはり迫力がありますね!

似ているけど違う!アイリッシュダンス!

タップダンスと何が違うの?

「床に靴を打ちつけてリズムを奏でる!」
ほうほう、それならアイリッシュダンスもタップダンスの一部なのか!

いいえ、実はアイリッシュダンスはタップダンスのスタイルではありません

では何が違うのか。
簡単に言うと「スタイル」と、「靴」が違います。

上半身を動かさないというスタイル

タップダンスは上半身の動きに決まりがないのに対して、アイリッシュダンスは「上半身を動かさない」ということが決まりとしてあります。
実はこれにはアイルランドの歴史が関係されています。

まぁ、まずは見た方が早い!!ということでこちらの動画がタップとアイリッシュダンスの違いを分かりやすく表してくれているのでおすすめです!

16世紀にイギリスがアイルランドを支配すると、統治のために一切のアイルランド独特の文化的活動を禁止。
そんな中で見回りにくる兵隊にばれないようにアイルランドの音楽に合わせて隠れて踊るためにアイリッシュダンスが生まれたそうです。
窓の外から見れば上半身しか見えないので、上半身が動いてなければまさかダンスをしているとは思いませんよね。

タップダンスもアイリッシュダンスも、何かしらの制限を受けていた人たちが始めたという点は似ていますね。

似ているようで違う靴

アイリッシュダンスとタップダンスの大きな違いは「靴」にもあります。
タップダンスの靴についてはこちらをご覧ください。

アイリッシュダンスの靴はハードシューズとソフトシューズ、2種類が存在します!
バレエで履かれるような柔らかいシューズがソフトシューズ。
それに対して、ハードシューズは革靴の裏に木製の板、あるいはファイバーチップが取り付けられているシューズを使用します。

似ているようで違うんですね。。まぁタップシューズでアイリッシュダンスも一応踊れそう。。

 

タップダンスには2種類のスタイルがある!

・タップダンスの起源は黒人奴隷が足を踏み鳴らし始めたこと!
・タップダンスにはフーファーズスタイルとブロードウェイスタイルがある!
・アイリッシュダンスはタップダンスとは別物!